【八王子事典】読売新聞で、苫小牧市の「八王子千人同心」の墓が紹介されています。
読売新聞の北海道版のウェブサイトで、「八王子千人同心
」の墓(苫小牧)が紹介されています。
http://hokkaido.yomiuri.co.jp/tanken/tanken_t010811.htm
八王子市は、苫小牧市と、江戸時代後期に八王子千人同心
が北辺警備と開拓のため勇払原野に移住したのを縁に、昭
和48年(1973年)に姉妹都市の盟約を結んでいます。
「千人同心」は、滅亡した戦国大名・武田氏家臣団の末え
いで、八王子で半農半士の生活を送っていたが、原新助を
はじめとする「八王子千人同心」の隊士65人は列強の脅
威にさらされていた蝦夷地の開拓と警備のため、北海道に
向かったといいます。
しかし、北海道の厳しい自然環境などのため、入植後2年
間に11人が死亡し、多くの隊員が勇払を去ったとのこと
です。
苫小牧市勇払ふるさと公園には、その八王子千人同心の墓
がにあります。
今夏、八王子市のボーイスカウトのメンバーらが、同心の
墓参に訪れたり、勇払で初めて「八王子車人形」が初めて
演じられたりして、交流が進んでいるようです。
■勇払ふるさと公園(苫小牧市勇払132)
JR日高線勇払駅から徒歩約10分。
JR苫小牧駅から市営バスで25系統勇払線で約45分。
公園内の「勇武津(ゆうぶつ)資料館」は毎週月曜日と年
末年始などは休館。
開館時間は午前10時〜午後5時。入館無料。
勇武津(ゆうぶつ)資料館ウェブサイト
http://www.city.tomakomai.hokkaido.jp/y-siryo/