【八王子ニュース】八王子市がJR八王子駅北口 ロータリーに柵を設置。対策の有効性には疑問。
八王子市は、八王子駅北口ロータリーでの横断を禁止するため、交番前のロータリー周辺に高さ1.1メートルの柵を設置しました。
安全のための措置ということです。
ロータリーに行くためには、エレベーター・階段・エスカレーターを使用し、ペデストリアンデッキや地下通路を利用することになります。
JR八王子駅北口ロータリーは、渋滞対策ということもあり、ロータリー内は一般車両が入ることができません。
高齢者や身体の不自由な方の送り迎えの車両が排除され、営利目的のタクシーに乗らないと駅前までアクセスすることができません。そのうえ、柵が設置されることで、ロータリー周辺での平面での移動範囲はかなり制限されます。
バスでさえ、ロータリーに入らず、駅から離れた降車場で客を降ろすこともあります。
ロータリーに入っている車両は、バス・タクシーのみで、その運転者は運転のプロです。ロータリーの外側の一般道路よりも交通量が限られているなかで、1.1mの柵を設置することが正しい措置なのかは疑問が残ります。
横断する人は、1.1m程度の柵では乗り越えられます。場所は、交番前。駅前広場の交通規制は警察権限が及ばないのかもしれませんが、このような中途半端な措置よりは有効な対策はなかったのでしょうか。
機会を見つけて、市には見解を聞いてみたいと思っています。
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