八王子市の映画研究家が市に寄贈した貴重な銀幕コレクション10万点を八王子市が返却。
東京新聞の報道によると、東京都八王子市の映画史研究家畑三郎さん(76)から地元の同市に寄贈された阪東妻三郎ら往年のスターのブロマイドや映画のポスターなどの貴重な資料約10万点(ダンボール250箱分)が、畑さんと八王子市との関係のもつれから畑さんに返却され、資料の行き場がなくなっており、新たな寄贈先を探しているとのこと。
昨年3月に八王子市に正式に寄贈され、昨年11月に八王子市立図書館で展示会が開催されましたが、その際の連絡等がスムーズにいかなかったことなどから、畑さんと八王子市との関係がこじれ、今月17日には、八王子市から畑さんに資料が返却されたということです。
資料は、畑さんが60年以上かけて収集したもので、個人収集の映画資料としては、国内有数のものということで、畑さんは常設展示をしてくれるようなあらたな寄贈先を探しているということです。
寄贈は問い合わせは、畑さん=(電)042(667)3096=へ。
せっかく貴重な資料が寄贈された八王子市が上手く対応できず、八王子市の貴重な財産できなかったことが残念です。